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昔から行われているヤッペ法の方法や費用を紹介!

現在ではアフターピルと呼ばれるように、比較的気軽に行えるようになっている性行為後に使用する経口避妊薬ですが、それ以前から行われてきた方法も行われています。それまでの方法は、ヤッペ法と呼ばれるもので、仕組みとしては、中用量ピル2錠を2回に分けて内服するというものです。現在アフターピルと呼ばれるノルレボ錠が1回の内服で済むのに対して、ヤッペ法は2回飲まなければならず、また使用される女性ホルモンにも違いがあります。

ヤッペ法で使われる中用量ピルの成分はエチニルエストラジオールとノルゲストレルです。この成分が含まれたものはプラノバール配合錠が使用され成分内容はエチニルエストラジオール0.05mg、ノルゲストレル0.5mgとなっていますが、実際のところ中用量ピルであれば良いという認識から、エチニルエストラジオールとノルゲストレル以外に、ソフィア錠(ノルエチステロンとメストラノール)が処方されるケースもあります。このプラノバール配合錠とソフィア錠ともに避妊を目的としたものではなく婦人病の治療に用いられてきたもので、これを医師の判断と責任によって転用して使用されているものです。

いずれにしても効果に関しては72時間以内であれば優れた避妊効果があるもので、妊娠を阻止することが可能ですが、その一方で2回にわけて服用する必要があり、その結果、クリニックで処方してもらうと再度クリニックを訪れなければなりません。また副作用が強く出やすいといったデメリットもあります。今でも緊急避妊の方法として使われている理由としては費用面でのメリットがあるためです。

ヤッペ法の場合には、1回2錠を内服する必要がありますが、価格は数千円程度で2回にわたって服用しても1万円以内で行うことができます。一方で1錠で済ませられるノルレボ錠は1万円以上しますし、ジェネリックでも1万円前後です。このため数千円の費用で、再度クリニックを訪れる必要があるヤッペ法ですが、費用面のメリットから現在でも多くのクリニックで採用されている緊急避妊の方法となっています。

なお避妊率については、ヤッペ法であってもノルレボ錠であっても変わらないものです。しかし、この方法はどちらも妊娠の可能性のある性行為を行ってから、早ければ早いほど効果が高いものであり、また成分が十分に身体に行き渡る必要があります。このため時間が経ってからの服用や、また服用後2時間以内に嘔吐や下痢をした場合には十分に成分が取り込まれておらず、必要に応じて再度内服する必要があります。

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